リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

35)打ち明ける 

~  Be Open ~ 
自分の本心を明かすことが、絆につながる
 
「”自分の本心” や ”自分の弱さ” をさらけ出すのが怖い」という人は多いと思います。
かく言う、自分もその一人でした。
最近になってやっと、本心や弱さを言えることの強さを実感できるようになりました。
 
本心や弱さをさらけ出すことの価値とはなんでしょうか?
 
自分の本音を「打ち明ける」こととは、人間関係を深め、コミュニケーションを深めていくために重要な役割を果たします。
皆さんも本音で話していない人のことを信じることって難しいですよね!
 
本音が人間関係を深めていくことを心理学用語で「自己開示の法則」といいます。
 
心理学者のアルトマンとテイラーは、「自己開示を通してお互いに相手の本心を知ることにより、相互の信頼が増し、好意的な関係が形成される」(社会的浸透理論)を提唱しました。
 
 
自分が「自己開示」すると相手は「親近感」を抱きます。
すると今度は、
相手が「自己開示」するようになってくるのです。
これを「自己開示の返報性」といいます。
 
この「自己開示」のラリーがより深い人間関係を構築していきます。
 
とはいえ、
いきなり初対面の人に「私は何百万も借金を抱えて困ってるんですー」なんて言ったら相手はビックリしてしまいます。
 
ある程度相手の距離感を把握してから、「自己開示」していきましょう。
 
 
Point
かっこいいところだけでなく、あえて弱い部分も見せていこう。