リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

36)自己紹介する 

~  Introduce Yourself ~ 
「30秒」「60秒」の2パターンを用意
 
始めて参加する会などで「自己紹介をお願いします」を言われることはよくありますよね!
 
でも、緊張してドギマギして上手く話せないなんてことがよくあります。
 
自己紹介は、人生で100回以上するはずです。
 
ということは、練習して自己紹介を上達させることは損はないはずです。
 
そこで、今回は「上手に自己紹介する」ということをテーマで進めていきます。
 
著者曰く、上手な自己紹介はとても簡単だそうです!
 
自己紹介の原稿を書いて、それをスラスラいえるように練習し、暗記しておく。
それだけで良いとのこと。
 
まぁ、言われてみれば ”たしかに” と思いますねー
 
そこで、どうやって自己紹介を準備すればいいのかをご紹介していきます。
 
まず、自己紹介は「長いパターン」「短いパターン」と2種用意することをお勧めします。
 
なぜかと言うと、「30秒」ほどしか時間がない場合と「1分間」ほど時間を与えられる場合とあるからです。
 
「30秒」は文字数に換算すると、”約200文字” 
「1分間」は文字数に換算すると、”約400文字”
 
となります。
 
 
以下は6つのポイントに絞って解説します。
 
 
(1)誰にでもわかるように話す
 自己紹介の目的は、「自分が何をしている人か」を記憶してもらうこと。
自己紹介する相手は、当然ながら初対面の人ですから相手にわかるように(略語などつかわず)説明することが大事です。
 
 
(2)差別化ポイントを盛り込む
 自己紹介が終わったあとに、「そういえば、この人、何の人だっけ?」とまったく覚えてもらえていないとするならば、自己紹介の意味がありません。
 つまり、自己紹介の必須条件は『記憶に残る』ということ。そのためには、自分のなかで、『尖った部分』『変わった部分』『長所、得意とする点』『他人と差別化できるポイント』などを盛り込むことです。
 
 
(3)数字を盛り込む
 ”数字を盛り込むと、差別化しやすく、すごさが伝わりやすくなります。”
 たとえば、「映画が大好きです。」ではなく、「年間映画100本を観る映画ファンです」の方が印象に残ります。
 
 
(4)ビジョンを盛り込む
 「ビジョン」「使命」「目標」など、”自分が何を実現したいのか。” ”行動や考え方の指針を盛り込む” と強い共感が得られ、あとから声をかけられる確率も大きくアップします。
 「目立った長所」や「差別化ポイント」がないという人も、自分の「想い」であれば熱く語れるはずです。 
 
 
(5)非言語的コミュニケーションを意識する
 最も重要なポイントは、「何をしゃべるか」よりも「どうしゃべるか」なのです。
 どんなに素晴らしい事を話しても、ボソボソと小さい声で話しては伝わりません。
 ”笑顔で、大きな声で、ハッキリと、しゃべる” それだけでも印象はグッと変わります。
 
 
(6)自分らしさを追加する
 自己紹介というのは、見られたい自分を、短時間でアピールする絶好のチャンスです。ということは、「見られたい自分」=「自分らしさ」=「個性」ですから、普段から自分の内面を見つめておく必要があります。
 
 
 
自己紹介は、コミュニケーションの入り口であり、「出会い」の絶好のチャンスです。上手な自己紹介が出来れば、ビジネスのチャンスも恋愛のチャンスも間違いなく広がります。
 そのために、自己紹介原稿をしっかりとつくり込み、読む練習をしておくことは、とても重要です。
 
Point
とっさのときに慌てないよう、「テッパン」の原稿をつくっておこう。
 
 
【これを元に作った30秒自己紹介例】
 
(何をする人か?)
 「理学療法士、弊社代表の〇〇と申します。」
 
(差別化、数値化)
 「法人を設立して8年が経ち、現在、人口約20万人にいる京築地域にて3事業所を構えております。」
 
(差別化〈自分の性格・ポリシー〉)
 「私は何事も準備が大切だと思っています。まさに、”備えあれば憂いなし” という格言もあります。我が社のメイン事業も『転倒骨折予防』や『介護の重度化予防』などまさに『正しく準備すること』を大事にリハビリサービスを提供させて頂いております。」
 
(ビジョン)
 「我々のリハビリサービスを通して『予防を果たすこと』で、医療や介護の社会保障制度の存続性を高め、そして、一人でも多くの地域の方々を長きにわたり救っていきたいと思っています。」
 
(締めの言葉)
 「よろしくお願い致します!」
 
約200文字=30秒