リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

28)ほめる その1

~ Compliment People ~
「ほめて伸ばす」は理に適っている。
 
 
「ほめる」のが苦手です、という人も多いかと思います。
または、「ほめても、つけあがるだけなんじゃないか」と心配する人もいます。
 
しかし、それは「ほめる方法」が間違っているだけなのです。
 
もし、「ほめる」ことへの苦手意識が強い人は、こう考えてみましょう。
 
「ほめる」=「正のフィードバック」
 
どういうことかというと、
「ほめる」ことによって、”良いこと” をしたという「気付き」を与えることになります。
そうすると、”間違ってないんだ” という自信につながり、”良いこと” を続けようとします。
 
ここで、間違ってはならないのは、不適切な行為に対して「ほめる」はダメです。
当たり前ですが、そうすると不適切な行為を強化してしまいます。
 
さらに気を付けないといけないのは、
「ほめられ中毒」になってはいけない。
または、させてはならないということです。
 
どういうことかというと、
「ほめられたい」というのは、いわゆる「承認欲求」のひとつです。
この「承認欲求」というのは、もちろん誰しもある欲求で悪いわけではありません。
 
しかし、この「承認欲求」だけを追い求めて生きてしまうと苦しいものになってしまいます。
このことは、後日解説致します。
 
改めて、
「ほめる」を上手に使い、
「ほめられる」を正しく受け止めることが出来れば、
気持ち良く ”自己成長する” 又は ”自己成長させる” ことが出来るようになります。
 
 
Point
ほめる=フィードバック。
いい行動は、積極的にほめ称えよう!