リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

24)プレゼンする

~ Present ~
緊張を味方につけると、パフォーマンスは上昇
 
私もそうですが、
人前で話すのが苦手だという人は多いと思います。
苦手な理由は「緊張する」からです。
ある調査によると「緊張が苦手な人」は、
全体の88%にも及びました。
 
では「緊張」とは悪者なのか?
 
生理学者ヤーキーズとドットソン博士が、
1908年に研究で証明しました。
 
それは、
「緊張」は強くても弱くても駄目だということです。
 
「緊張」が強いと、
”学習能力” や ”パフォーマンス” が下がり、
逆に「緊張」が弱い状態でも、
同じく”学習能力” や ”パフォーマンス” が下がることがわかったのです。
 
ここから言えるのは
人間にとって「緊張」は必要なものと言えるのです。
 
上手くつき合えば、
「緊張」は人間を成長させる「味方」だと言えるのです。
 
脳科学的に言えば、
「緊張」すると、
分泌されます。
そうすることで、
”集中力” や ”判断力” が高まるのです。
 
しかし、
これは前述したように
適度な緊張状態における話しです。
 
 
これは、
別書籍からの話しですが、
心理学的研究により、
「緊張」を活かす人と
「緊張」に潰される人の
特徴が判明しました。
 
それは、
「緊張」を”必要” や ”味方” だと捉えている人ほど、
素晴らしいパフォーマンスで「緊張」を克服していたのです。
 
これは、
素晴らしいパフォーマンスをする人は、
「緊張」しないのではなく、
上手に「緊張」と付き合っているので、
素晴らしい成果を収めているということなります。
 
是非皆さんも
「緊張」したら前向きに!
 
「緊張は集中力を上げてくれる」
「緊張する自分を認める」
「緊張するのはみんなも同じだ」
「逆に緊張しないのは、能力が下がる」
 
こんな風に「緊張」と向き合ってみてください!
 
 
Point
ほどよい緊張こそが、
高いパフォーマンスの原動力だと心得よう。