リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

The 20th-2  全てはタイミングが鍵を握っている!! ~「減量の正解」~

本日は、
太らない食事術の最終章~Part1~を解説していきます。

 


~Part1~ (←本日はココ)
〇 「間隔」が長ければ長いほどいい
〇 「間欠的ファスティング」なら確実にやせられる
〇  「毒物学の祖」も ”最も優れた方法” と保証済み


~Part2~ 
〇 「ホルモン総動員」で脂肪を燃やしだす
〇 「体脂肪率4%」以上なら確実に効果が出る
〇 2か月続けると体脂肪率が「2ケタ」下がる


~Part3~ 
〇 脂肪の燃焼量が「50%以上」上がる
〇 体中に「活力」がみなぎる
〇 「内臓脂肪」から先に燃える


~Part4~ 
〇 「肝臓の太り具合」も ”食べる回数” 次第
代謝がアップし、血糖値が下がってやせる
〇 「食べたものを記録」する必要はない


~Part5~
【24時間の間欠的ファスティング計画】
【36時間の間欠的ファスティング計画】


~Part6~
【間欠的ファスティング実践ガイド】


~Part7~
【太らないマインドハック】

 

 


いよいよ佳境に入ります!


最終章最初のテーマ、
〇 「間隔」が長ければ長いほどいい


 まずは、おさらいから始めます。


インスリン抵抗性が発現するとインスリン値が高くなる。
インスリン値が高くなると、体重の設定値も高くなる。
体重を減らそうと努力しても、
短期間は痩せますが、
数か月から数年という期間を経て、
体重が戻ってしまいます。


そこで、ダイエットを成功させるためには、
インスリン抵抗性を招く「サイクル」を
断ち切らなくてはなりません。


思い出してほしいのですが、
そもそもインスリン抵抗性は、
どうのようにして高くなるのでしょうか?


そうです。
インスリンが高い状態が続くと抵抗性が発現します。


では、
インスリンが高い状態へは、
どのようにして至るのでしょうか?


それは、以下の通りです。
・糖質の摂取
たんぱく質の摂取
・「頭相」見ただけでインスリンが分泌
など・・・


基本的には
何を食べても(脂質以外)
何を見ても
何を匂っても
インスリンは分泌されます。


つまり、
インスリン抵抗性を改善する方法を
一言でいえば、
ファスティング(断食)」が有効なのです。


これは、
インスリン抵抗性」に立ち向かうための
科学的な方法論なのです。


正確に言えば、
24時間から36時間のファスティング
「間欠的」に行うことが
最も有効な方法とされています。


しかし、
ファスティングというと
なんだか体に無理をさせて
不健康なイメージがないですか?


私はそんなイメージを抱いていた一人でした。


この章では、
そういった「健康上の懸念」を
払拭頂けるように解説してまいります。

 

 


〇 「間欠的ファスティング」なら確実にやせられるーー「医師が断言」


 ファスティングは最も古くからある治療法のひとつで、
地球上のどの文化でも、どの宗教においても慣行とされてきた方法です。


ファスティングというとやや聞こえがいいが、
断食と言うと、
宗教チック?
飢餓させるの?
不健康じゃない?
とあまり良い返事を得ません。


無理もありません。
断食と言えば、
やはりラマダーンイスラム教を想起しますし、
ダイエットで捉えると、
食べないことで無理矢理やせようとするといった
不健康な印象を抱きますよね?!


しかし、
上手にファスティングを行えば、
健康も良くなり、
外見も良くなり、
経済的にも良く、
さらに頭の働きも良くなります(これは個人の感想)

 

 


〇  「毒物学の祖」も ”最も優れた方法” と保証済み


 古代ギリシャ人は、
人間の自然な姿を観察すれば、
おのずと治療法が見つかると信じていました。
動物たちは、怪我をしたり感染症を患うと何も食べません。
人間もインフルエンザなどに罹患すると
何も食べる気はしませんよね?


ファスティングというのは、
動物が生来獲得している
本能的な自己治癒手段なのです。


ファスティングを支持してきた著名人を挙げると
枚挙にいとまがありません。
毒物学の創始者である、
パラケルスス医学博士(15世紀に近代西洋医学の発展に貢献)は、
ファスティングは最も優れた治療法だー体を内側から治すものである」と述べている。
また、アメリカ建国の父であるベンジャミン・フランクリンも、
「最良の薬は、休息とファスティングである」と博学で有名な彼もまた推奨していました。

 


ここまでは、
古代から近代にいたるまでのファスティングの歴史を説いてきました。


次回からは、
この「ファスティング」に科学的なメスを入れようと思います。