リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

5)アウトプットの基本法則 その1

~The Basic Rules of Output~
2週間に3回使った記憶は、長期記憶される
 
 
みなさんは、
1ヶ月前の夕食を何を食べたか覚えていますか?
私もですが、
覚えているはずがありません。
 
しかし、
3日前の夕食はどうでしょう?
なんとか思い出せますよね!?
 
この違いは何なのでしょうか?
 
 
これは、
「脳の記憶の仕組み」にあるのです。
 
人間の脳は、
「重要な情報」を長期記憶として残し、
「重要でない情報」は忘れるように作られています。
 
そして、
脳にとって
「重要な情報」とは、
何度も「使われる情報」のことです。
 
つまり、
「インプット」しても
何度も使わないと
すぐに忘れてしまうのです。
 
 
「脳の記憶の仕組み」について
詳述すると、
 ”インプット” された情報は、
最初に「海馬」というところに ”仮保存” されます。
 
その保存期間は、
なんと2~4週間と言われています。
 
そして、
海馬に仮保存されている情報を
何度も使っていくと、
今度は
「側頭葉」に
「重要な情報」として
長期保存されます。
 
よって、
海馬の仮保存期間を考慮すると
”2週間以内に3回以上アウトプットする” と
側頭葉に長期記憶として定着します。
 
できれば、
誰かに説明するように覚えれば、
すぐに使える情報にもなります!!
 
 
POINT
「話す」「書く」を3回繰り返し、
情報を記憶として定着させよう!