6)アウトプットの基本法則 その2
~The Basic Rules of Output~
出力と入力のサイクル「成長の螺旋階段」
人の成長とは、
「インプット」と
「アウトプット」を
どんどん繰り返すことです。
まさに
螺旋階段を登るように
インプットと
アウトプットを繰り返していくのです。
樺沢先生は、
これを
「成長の螺旋階段の法則」と呼んでいます。
こうして、
使える記憶量が増えていくのです。
私もこれを経験則として実感しています。
私は、「記憶の複利効果」と比喩しています。
まず、
聞き馴染みがないかもしれませんが、
「複利」とは、
銀行預金の金利を想像してください。
わかりやすく例えると、
年利100%の銀行預金があったとします。
(あくまでも仮定です。)
そこに100万円を預けたとします。
一年後どうなるでしょうか?
そうです。
100万円に対して年利が100%掛かるので
200万円になるのです。
じゃあ、二年後はどうでしょうか?
さらに100万円が上乗せして
300万円になるのでしょうか?
いいえ、違います。
1年で増えた200万円に対して、
100%の金利が掛かるので、
400万円になるのです。
(先程は単利といいます。要は元金のみに利子が付くことです)
このように、
複利とは、
増えたものにも
利子がつくのです!
私は、
これは ”記憶” と ”学習” にも
当てはまると思っています。
なぜか?
それは、
身についた記憶量が増えるほど
気づきが増え
理解が進み
より効率的な学習体験が増えるからです。
言い換えると、
「雪だるま式に増える」と
言ってもいいかもしれません。
よって、
「使える記憶」が増えれば増えるほど
さらに
「使える記憶」が増えていくということなのです。
POINT
インプットには、
必ずアウトプットをセットにしよう!