リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

4th【Step 3】 「タスクの準備」 ”やるか!、やらない!”かの2択で分類する

1)なんでもかんでも「すぐ」やらなくていい
2)オバマ前大統領も「やるか、やらないか」で行動を決めていた
3)やるべきことのハードルが高いときは、小分けにして具体化
4)5年後の水着より、一か月後の1kgダイエット
5)具体的な手順を考えれば、ネガティブな連想が断ち切られる
 
 
 
本日は、以上のテーマで進めていきます。
 
1)なんでもかんでも「すぐ」やらなくていい
 
現代人は、あまりに多くの
「やること」に囲まれて生活しています。
今一度、
自分の「やること」が
本当に必要なことのかを見直してください。
・テレビをみる
フェイスブックやるをみる。
・あまり親しくない人との食事会
・ゲームをする
 
人間の脳は優先順位をつけることが苦手です。
目の前に「やること」がたくさんあれば、
あれもこれもやろうとして結果として、
大事なことが出来ないことになるのです。
 
だから
”自分を取り囲む「やること」の絶対数を減らす”
これが大切です。
 
一般的な現代人の場合、
約8割が「先延ばし」
約1割が「すぐやる」
約1割が「やらない」
 
これは、
そもそも「やらなくていいこと」が
たくさんな状態だと思います。
 
なぜか、
8割も「先延ばし」をして
生きていく事が出来ているからです。
(仕事は別かもしれませんが・・)
 
私は、
・テレビを見たり
・理由もなく出掛けたり
これらの時間を出来るだけ排除しています。
 
それだけで、多くの時間が生まれてきます。
 
ぜひ、
何となく続けてきた習慣(やってたこと)を
見直してください。
 
 
2)オバマ前大統領も「やるか、やらないか」で行動を決めていた
 
実は、
脳が一番苦手なことは、
行動することより、
決断することなんです。
 
行動して楽しいってことは多々ありますが、
決断して楽しいってなかなかないですよね?
 
優柔不断な人ほど、
脳の力を無駄に使っています。
 
そこで
「やる」「やらない」の二択にでバシッと決めてしまえば、
それだけ脳の負担は減ることになります。
 
逆に上手な決断をする人は、
脳を上手に使っている人ということになります。
 
だからこそ、
無駄な脳の浪費は辞めるべきなのです。
 
 
3)やるべきことのハードルが高いときは、小分けにして具体化
 
あまりに大きなことを成し遂げようとすると、
何から手を付けて良いのか悩んで「先延ばし」・・・
 
なんてことは、よくあります。
私もよくありました。
 
そこで
「ブレイクダウン」というアプローチが有効です。
 
これは、
大きなタスクを
小さなタスクへと細分化することなんです。
 
例えば、
「大掃除」
なんか腰が引けちゃいますよね!
 
でも
・リビングと寝室
・バスルームのカビ取り
・トイレ掃除・・・・・・
 
このように、
細分化することで、
これを何をやればいいかがわかります。
 
「何をどうすればいいかわからない」といった状況を
減らしていく事が重要になります。
 
 
4)5年後の水着より、一か月後の1kgダイエット
 
ヒトは、
遠すぎる(未来すぎる)目標や
抽象的すぎる目標だけではなかなか行動に移せないものです。
(もちろん無いよりはいいですが・・・)
よって、
5年後の夏にこの水着を着るというよりは、
来月1kg痩せてやるんだ!!の方が、
より行動的になりやすい。
つまり、
「先延ばし」しにくいということなんです。
 
それは、
短期的に手の届きやすい目標のステップを踏む方がよいことになります。
 
これは、我々のリハビリサービスにおいても同じことが言えますね!
 
いきなり厳しい内容というよりは、
1か月程で達成可能な目標をクリアして、
やる気を出させていくことが大事ということです。
 
 
 
5)具体的な手順を考えれば、ネガティブな連想が断ち切られる
 
「何となくやらなくちゃいけないことはわかるけど・・・・」
「これをやって、何かいいことがあるの?」
と悩んで「先延ばし」しているなんてことはないですか?
 
よくあることだと思います。
 
これは、
「なぜ、やるのか?」に脳のリソースが割かれてしまい、
行動が出来ない状態でもあります。
 
そこで、
「なぜ、やるのか?」ではなく
「どうやるのか?」にシフトさせます。
要は「WHY」⇒「HOW」を考えるということです。
 
例えば、
夜更かしをやめたいとしてます。
そこで、
夜更かしをなぜやめないといけないの?
と考えるより、
「ミルクを飲んでみよう。ヒーリングCDなんていいかも」
というようなことに着眼すると行動しやすくなりますね!
 
どう行動すればいいのかを意識して、
または予め行動手順を準備しておくと、
「すぐやる」習慣が身についてきます!!