リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

1st(1)「あとで」の正体とは?

本日より、「先延ばし」というクセを直すまえに、
まず正体に迫っていきたいと思います。
 
~Part 1~ 《 ←本日はココ 》
全人類的”悪”習慣「あとで」とは何か?
 
~Part2~ 
脳は基本的に怠け者 脳が「あとで」とささやく理由
 
~Part3~
「だらだらスマホ」「ちょくちょくSNS」で、先延ばしが”7割も”加速する
 
~Part4~
意志の弱さ、根性、一切関係なし!!
 
のテーマで解説してまいります。
 
 
 
本日は、
~Part 1~
全人類的”悪”習慣「あとで」とは何か?
を解説してまいります。
 
〇「先延ばし」って結局、どういうこと?
 
 まずは定義から確認したいと思います。
【定義】
”すぐやるべきこと”や
”予定していたこと”を
「先へ延ばす」こと
三省堂大辞林』より)
 
この定義で重要なのは、
「すぐやるべきこと」を
”後回しにしている” ということです。
 
しかし、
この定義の上で「先延ばし」を
解決していくには問題があります。
それが、
この「すぐやるべきことを」という表現なんです。
 
これは、
価値観の違いによって、
捉え方が人によって変わります。
 
まず、
「すぐやるべき」、
この言葉自体を
分解して説明すると
 
「すぐ」
 
 
「やるべき」
 
になります。
 
これらの
価値感や捉え方は
人によって違います。
 
 
・「すぐ」の価値観がズレている。
 
 例えば、
日常生活や仕事において、
頼んだ相手は、
「すぐ」やって欲しかったのに、
頼まれた方は、
「後回し」
なんてことはよくあると思います。
 
このことが、
人間関係のヒビを入れてしまうことは多々あります。
 
 
・「やるべきこと」の価値観がズレている。
 
 これも良くありますが、
人それぞれで
「やるべきことを」の価値観が違います。
皆さんはこんな状況はありませんでしたか?
「夫とデートの約束をしていたのに、
急遽ゴルフのせいでドタキャンとなりケンカになった」とします。
 
 夫は、大事な取引先との接待だから、夫にとって「やるべきこと」だった。
 妻は、私の方が先に約束したから、妻にとって「やるべきこと」だった。
 
という具合に、
優先度や価値観がズレてしまうことがあります。
 
 
これらの価値観のズレに関しては、
摺り合わせていくしか解決策はないと思います。
 
先に例示した内容は、
「先延ばし」というより
「後回し」に近いと思っています。
 
いずれにせよ、
大事だと思うことを優先して
「すぐ」に「やるべきこと」に
取り掛かっているので、
良し悪しについては、
なんとも言えませんね。
 
 
 
 
〇問題なのは、出来るのに「先延ばし」してしまうこと。
 
 まだ期間的に余裕はあるけど、
先延ばしにすると面倒になるケースです。
「すぐやるべきことか?」と問われると、
絶対しなくちゃいけないとまでは言えないから、
言い訳しつつ先延ばしみたいなことってありますよね?
 
でも本心では、
すぐやった方が良いってわかってるのに・・・
 
 
まさにそんな「先延ばし」グセこそ
本マガジンで解決できる内容となっています。
 
 
ということで、
本マガジンにおける解決を
試みる「先延ばし」の定義は
 
『あとあとマイナスの事態を招くと知りながら、それでも意識的に行動を延期してしまうこと』
 
といたします!!