リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

The Prologue of「先延ばし」する人は「早死に」する!?

本日より、
 『先延ばしする人は早死にする』
という恐ろしいテーマで、先延ばしに関する情報を紹介します。
 
 
〇「あとでやる」人が9割!人類の95%が先延ばししている??
 
『Leave nothing for tomorrow which can be done today.』
訳:今日できることは、今日やってしまおう。
 
アメリカ16代大統領エイブラハム・リンカーンの言葉です。
 
日本では、少し前に流行った言葉として、林修氏がCMで言った
「いつやるか?今でしょ?」というフレーズがあります。
 
こうした格言やことわざが時代を超えて残り、そして流行るのは、
それだけ「今できない」人が多い証拠でもあります。
・仕事をしなきゃと思っていても、誘われれば飲み会が優先
・課題やレポートの提出は、いつも締切ギリギリ
・直前まで勉強せず、テスト前はいつも一夜漬け
・公共料金の支払いは、いつも督促状が届いてから
こういった、先延ばしの経験は誰しも当てはまるのではないでしょうか?
 
カナダ・カルガリー大学が過去40年にわたってアンケート調査を分析したところ、
実に95%の人が「自分に甘く、仕事や作業で先延ばしをする。」ことが明らかになりました。
 
さらに「慢性化した先延ばしグセが自分の性格的特徴」と考える人は、
全世界の人口の5人に1人(約20%)も存在するという報告もあります。
 
「先延ばし」は、全人類共通の悪しき行動習慣なのです!!
 
〇先延ばしの行きつく先はツケばかり!
~1年で20日間、106万円が消滅する!?~
 
キッチンの食器洗いから仕事における大きな決断まで、
「やるべきこと」や「やらなければならないこと」を実行できない
原因のほとんどは『先延ばしというクセ』に帰結すると言ってもいいでしょう。
ひとつひとつの先延ばし自体はたいした影響がなくても、
それが積み重なると、大きな弊害が現れてきます。
 
例えば、日々の様々な先延ばしによって、
私たちはいったいどれぐらいの時間やお金を無駄にしていると思いますか?
 
アメリカのインターネットサービス会社AOLとサラリーマンドットコムが、
一万人以上の労働者に労働習慣に関する調査を行いました。
一般的な労働者は一日8時間のうちの約2時間(昼休みや休憩時間は別)、
つまり労働時間の4分の1を先延ばしによって無駄にしているという結果がでました。
1日2時間、5日で10時間、1か月で40時間、1年では480時間。
単純計算で1年のうち20日間を無駄に使っていることになります。
アメリカという国レベルでの経済損失は、137兆円にもなるそうです。
現場でのボディワーク業務に従事する方々は、あまりピンと来ないかもしれませんが、
管理職や知的職の方(悲しい現実)は、かなり当てはまることが多いのです。
 
 
 
〇先延ばしグセは失業や経済不安、早死にのリスクまで!!
 
慢性的な先延ばしグセがある人の63%は、
仕事における成功の程度が半分以下にさがるという調査結果となっています。
また、貯金などの開始が遅れて経済不安の状況に陥る人も少なくありません。
そして、早死にするという医学的根拠まであります。
詳しくは、後日説明します。
 
 
 
〇超・実践的&科学的アプローチで『あとで』⇒『すぐ』に変える。
これから、「すぐ」出来るようになるテクニックを少しずつご紹介していきます。
 
 
 
私自身、「ちょっとでも」から「すぐにと取り掛かる」というワークスタイルを取っています。
事実、仕事に追われるストレスが減り、そして判断力や決断力がフルに発揮され、課題の処理速度が向上します。
大きな取り組みなどは、「いつやる」という決断まで下すようにして、その他のことは「いまやるべきこと」を最短で終らせるように常に心掛けています。
 
仕事に追われるのではなく、一歩先の仕事が出来るようになると本当に楽しく仕事が出来ます!!
是非、みなさんも楽しんで誰よりも一歩先を行く仕事に取り組めるようになりましょう!!
 
次回は、悪しき習慣の「あとで」の正体をご説明していきます。