リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

The 12th  「安い」は「太る」?? ~社会的肥満~

本日は、「安い食べ物」のとんでもないリスクを
解説してまいります。
 
 
〇「投資家」より「建設作業員」のほうが太っている。
〇「パンの価格」が関与している。
〇食べ物を「値段」で選ぶと太りやすい
〇「ファストフード」は意外にも関連に弱い
 
以上のテーマに沿って話しを進めていきます。
 
 
 
〇「投資家」より「建設作業員」のほうが太っている。
もし、肥満の原因が「運動不足」ならば、
なぜ、「建設作業員」のほうが太っているのだろうか?
12時間以上デスクワークをしている「投資家」より、
「建設作業員」は8時間以上の肉体労働をしているのに。
それに、金銭的な余裕のある「投資家」の方が、
よりカロリーの豊富な食べ物ばかり、
食べているはずなのに・・・
 
〇「パンの価格」が関与している。
手軽で安価に手に入る「パン」は、とてもありがたい食べ物です。
それに、とてもおいしいですし!
私も大好きです!!
しかし、これが肥満に導く悪者なんです。
そんな悪者の「パン」なんですが、
手軽で安いからなかなかやめれませんよね。
そもそも、なぜ安いのでしょうか?
企業努力?たまたま原価が安い?
 
実は、
『政府が高額な補助金を出して、生産コストを低く抑えている』からなんです。
逆に、パンの小麦などと違って「精製されていない炭水化物」には、
キャベツやブロッコリー、ブルーベリーなどは、
政府からの金銭的な援助はありません。
これは、アメリカの話しなのですが、
日本も輸入しているので、一緒のことですね!!
 
 
〇食べ物を「値段」で選ぶと太りやすい
国は「毒」に補助金を出している事実があります。
政府は、私たちが支払った税金から、
私たちを肥満にする「毒」に対して補助金を出しています。
1920年代は、裕福な人間に2型糖尿病の罹患者が多かった。
それは、「白砂糖」が高価なものだったからです。
現在においては、政府の補助金のおかげでずいぶんと安価になりました。
そして、「白砂糖」は中毒性もあるので、
みんなが好んで食べるようになってしまいました。
現代では、逆転して貧困層のⅡ型糖尿病罹患者が増えてきています。
それは、国が「毒」に補助金を与え、
国民に「毒」が安く手に入るような仕組みとなっているからです。
 
だから、皆さんは「安い」というだけで、
食べ物を選んではいけないということです。
日本は良いことに、
納豆や豆腐、もやし・・・・
安くて体に良いものがたくさんあります!
是非、参考にして食材を選ばれてください。
 
 
〇「ファストフード」は、意外にも肥満との関連が弱い
肥満の大きな要因と考えられたきた
「ファストフード」や
「デスクワーク」や
車などによる「通勤距離や時間」などは、
実は、大きな「肥満要因ではない」という可能性が示唆されています。
 
なぜか?
それは肥満者が増加した時期と
これらの普及した時期がずれているからです。
(詳述は避けますね)
 
では、何が一致するのか?
 
もうお分かりですね!!
 
「高度に精製された炭水化物(砂糖や小麦粉)」なんです。
 
痩せたければ、何より「精製された炭水化物」を控えることをお勧めします。
 
次回は、
『「肥満児は短命!?」・・・わが子を守るには?』
というテーマで解説致します。