リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

「THE TEAM 5つの法則 : 浅野 耕司 著」より ”心理的安全” 抜粋

本日は、
「THE TEAM 5つの法則 : 浅野 耕司 著」より
心理的安全 ”を抜粋して紹介します。
(この本は全部面白いです。youtube動画でも要約あります。)
 
この ”心理的安全” については、
私自身何度も使ってきましたが
もともとはgoogleアリストテレスで判明した業績に重要な特性です。
 
紹介の意図としては、
組織内・組織間の円滑かつ効果的な意思疎通を図りたいと思って紹介しました。
 
ちなみに、
コミュニケーションとは、
活発であればいいかと言えばそうではありません。
詳しくは、
いつかお話ししますが、
コミュニケーションコストが高い状態だと、
(会話が多い状態のこと)
業務が進まず、
または衝突の原因となります。
研究では、
コミュニケーションが少ない方が良いとされています。
 
とはいえ、
コミュニケーションは大事です。
では、生産的なコミュニケーションの取り方はどうすればいいのでしょうか?
 
そこで、必要になってくるのが
心理的安全” という状態なのです。
 
ここから詳述していきますね!
 
この ”心理的安全” というのは、
心を開いて話せるってことです。
ビジネスの場面では、
コミュニケーションが必要な場面であるにも関わらず、
「怖いなー」とか
「馬鹿にされるんじゃないかな~」といった、
ネガティブな感情が邪魔して発言出来ない場合に使われる用語です。
 
 
この ”心理的安全” に支障をきたす原因は4つあります。
 
1つ目:「無知だと思われる不安」
2つ目:「無能だと思われる不安」
3つ目:「邪魔だと思われる不安」
4つ目:「批判的だと思われる不安」
 
以上の4分類に分けることができます。
 
そして、
対策としては、
1つ目:「無知だと思われる不安」
⇒「率直質問機会」を作り出す。
「何でも言ってくれ!」「そんなことも知らないのかってバカにしないよ!」
 
2つ目:「無能だと思われる不安」
⇒「失敗共有機械」を作り出す。
「こんな失敗したんだ!」「だったら今度はこうしよう」と責めずに解決に導いていく。
 
3つ目:「邪魔だと思われる不安」
⇒「発言促進機会」を作り出す。
「忙しいから」とか「いまの言う意味あった?」みたいな反応をせず、好きに発言させる。もちろん毎回こんなことはコミュニケーションコストが高くなりすぎるので、意図的に機会を設定してください。
 
4つ目:「批判的だと思われる不安」
⇒「反対意見機会」を作り出す。
「それは絶対違うでしょ」なんて言うと萎縮してしまうので、意図的に反対意見を言う機会を設けること。
 
 
みなさんどうでしたか?
 
私は、反省すべき点がたくさんありました。
私の能力がない部分をみんなが補ってくれていたんだなとも気づかされました。
 
是非、これを読んで明日のマネジメントに活かして頂ければ幸いです!!