リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

2nd(1) すぐやる気持ちを阻む『3つのメンタル・ブレーキ』

〇 なぜ、人は「ぐずぐず」したがるのか
-すぐやる行動に水を差す3つの心理的要因とは?
 
本日は、以上のテーマで進めてまいります。
 
 
 〇 なぜ、人は「ぐずぐず」したがるのか
 -すぐやる行動に水を差す3つの心理的要因とは?
 
 
「先にやっておけば、あとあとラクになる」のは、理屈で知っている。
「今すぐやらなきゃ、あとになって絶対に慌てる」のも、経験で知っている。
 
それでも、
つい目の前の
”やること” から、
「あとで」と目を背けてしまう。
 
ーーーああ、おれってなんてダメな奴。。。
 
そうした ”ぐずぐず心理” に陥ってしまう原因は何でしょうか?
 
これは、「メンタル・ブレーキ」のせいなんです。
 
クルマで例えていきます。
 
「しなくちゃなぁ」と
わかっていても
「ぐずぐずしていて出来ない」
なんてことがありますよね。
 
これは
「やる気のアイドリング」状態と言えます。
 
そして、
前進するための
アクセルを踏もうとしても、
「メンタル・ブレーキ」が
かかった状態だと進みません。
 
これを研究したのが、
2007年にカナダの
カルガリー大学が実施した
研究をもとに
以下に分類しました。
 
 
①別のことに気をとられる
→誘惑に勝てない
 
②どうせできない
→自分に自信がない
 
③今やる必要ある?
→作業の価値が低い
 
 
これらの感情が
いわゆる
「メンタル・ブレーキ」
となっていることがわかったのです。
 
 
 
次回より、
3つの「メンタル・ブレーキ」と
「先延ばし」の関係性について
もう少し詳しく説明していきます。