1st(3)「あとで」の正体とは?
~Part 1~
全人類的”悪”習慣「あとで」とは何か?
~Part2~
脳は基本的に怠け者 脳が「あとで」とささやく理由
~Part3~ 《 ←本日はココ 》
~Part4~
意志の弱さ、根性、一切関係なし!!
本日は、
~Part 3~
を解説してまいります。
前回、説明したように
「先延ばし」は原始時代からの
産物的なものでした。
しかし、
現代社会が生み出した
「先延ばし」の原因もあります。
ある調査データです。
・72%の人がトイレでもスマホでメールやメッセージを確認している。
・62%の人がWi-Fi環境がない場所だと不安を感じる。
近年、
「スマホ中毒」
「ネット中毒」
「SNS中毒」
など過度の依存状態によって、
脳への悪影響が示唆されています。
これらは、
「不安障害」
「不眠症」
の原因とも言われています。
・四六時中スマホを手放せない
・ゲームを始めるとやめれない
・「少しだけ」が、長時間やってる
・トイレにすらスマホをもっていく
・スマホが手元にないと落ち着かない
これらは、
皆が精神疾患になるまでとはいかなくとも、
正常な脳の働きの障害になる可能性があります。
要は、
脳が過剰反応し、
他の「すぐやるべきこと」が
「先延ばし」されるということなんです。
前頭葉が未発達の子どもには、
特に問題になると思っています。
これは、
”現代社会” が生み出した
「先延ばし」現象と言えます。
そもそも人間は、
「先延ばし」をしやすい性質があるうえで、
現代社会が「先延ばし」を助長していることがわかりました。