リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

The Prologue  世界最新の「ふとらないカラダ」の手に入れ方 ~はじめに~

皆様お疲れ様です!
 
本日より、
 世界最新の「ふとらないカラダ」の手に入れ方!!
 
と、題して科学的に証明された
「肥満理論」をデイリーマガジンとして
ご紹介していきます。
 
なぜ、今回このようなテーマを取り上げたかと言うと、
私が運動や栄養(食材)や疾患などを勉強していくにあたって、
肥満という状態も、非常に危険なのですが
肥満という状態を作り上げていく過程(習慣)が
様々な健康障害を生み出していくことがわかりました。
 
これは、健康を追求したいという
我々の理念の敵でもあります!
 
そこで、科学的根拠に則った肥満にならない方法論を
みなさんと一緒に学んでいけたらなと思います。
 
『まぁ単純に私がダイエットしたかったらからというのが本音ですが(笑)』
 
 
本シリーズは
医学博士のジェイソン・ファンの著書「The Obesity Code」などから得た
知見を元に紹介して行きます。
本書は、
世界最新の科学的根拠であったり、綿密な医療データなど
世界中の膨大な研究報告をもとに編纂したものです。
 
芸能人が、たったこれだけで痩せた!!
と巷でもてはやされている
「〇〇ダイエット」とは違います!
 
基本的に、
・意外性(希少性)や
・簡単で
・わかりやすい
と謳っている「〇〇ダイエット」は、
医学的に危険な場合もあるので十分に注意が必要です。
 
そして、さらに恐ろしい事実
『医者が、栄養士が「見当違いなダイエット」を勧めている!』ということ。
 
医学の世界は極めて特殊です。
あまり効果のない治療法でも、
一度普及してしまうと
惰性で脈々と後世の医師へと
受け継がれてしまう。
それが、医療の怖いところです。
 
でも、これって私たちにも言えることです。
リハも看護も介護もマネジメントも
上手く行かないなと思ったら
常にアップデートしていかないと
進化することはありません。
むしろ、やる気を失って
退化してしまうことすらあります。
 
 
そして、ダイエット界にもずいぶんと
長い年月、間違った方法を
医師も栄養士も推奨してきました。
 
それはなぜか?
 
「知見・知識」→「解決策」
の一方向性のアプローチだったからです。
 
これは、
「知見・知識」が正しい&全てを網羅している状態であれば
ほぼ間違いない「解決策」へと向かいます。
しかし、人体は未解明なものがほとんどです。
ノーベル化学賞レベルの学者ですら、
人体を全て解明するには
100年を要するといってるくらいです!
 
ということは、
「知見・知識」→「解決策」だけでは不十分ですね!
なので
「世界クラスの膨大な結果(アウトカム)」
→「知見・知識の抽出」
→「解決策」
→「アプローチ」
→「アウトカム評価」
→「再計画」・・・・
という過程を経ることが必要となってきます。
 
私がこうやって、
様々なシリーズを通して皆さんへ情報を発信しているのは、
私個人(サンプル数1)の情報発信ではなく
最新かつ膨大な調査(サンプル数が膨大)による
様々な「アウトカム」をお伝えしたいからです。
 
その「アウトカム」をもとに
みなさんで「解決策」を模索してほしいのです。
 
余談が過ぎましたが、
「肥満の治療法」に話しを戻します。
今日まで様々な「肥満理論」が展開されてきました。
・「カロリーの摂り過ぎ」が肥満の原因だ!
・「炭水化物の摂り過ぎ」が肥満の原因だ!
・「肉類の食べ過ぎ」が肥満の原因だ!
・「食品に含まれる脂質の摂り過ぎ」が肥満の原因だ!
・「運動量が少な過ぎること」が肥満の原因だ!
と言われ続けてきました!
もうご理解頂けたかと思いますが、
「肥満」になる原因は一元的ではない。
本当に多くのことが絡み合った
「肥満」という「アウトカム」なんです。
だから、
たまたま「糖質」摂り過ぎが原因で太った人に
糖質制限」を行い、
結果として「痩せた」という「知見」があったとします。
そこで、
 「糖質制限=究極のダイエット」
このように勘違いされてきただけです。
 
本シリーズを通して、
「肥満理論(太る理由)」を
一つずつ紹介していきますので、
長いお付き合いのほど宜しくお願い致します!!
(ちなみに全19回くらいを想定しています)