リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

45)書き出す その2 

~  Make a List ~ 
脳は、同時に3つのことしか処理できない
 
人間の脳は、同時に3つくらいしか処理できないそうです。
これは、平均的な数字で短期記憶の処理能力によって前後します。
 
私もこの原理を知っているので、
”必ず” あることをします。
 
それは、以前紹介した「脳の棚卸し」です。
 
その理由を、
事務作業を例にして説明していきます。
前提として、
「短期記憶」を ”作業テーブル”
「処理対象」を ”テーブル上の書類”
とします。
 
書類を3枚しか置くことが出来ない小さな ”作業テーブル” に、”10枚以上もテーブル上に書類” が散らかっていたらどうでしょう!?
 
全然、作業が進みませんよね?
 
では、
10枚の書類を整理して、優先度の高い3枚の書類以外は一旦ファイルに綴じてみましょう。
 
するとどうですか?
テーブル上の書類は3枚となり、随分と事務作業しやすくなりましたよね?
 
これは、
例えであり、現実的な有効手段の話しでしたが、我々の頭の中でも同じことが起こっています。
 
だから、
「脳の棚卸し」が大事なのです。
小さな作業テーブルを有効に使うためにも、「脳の棚卸し(=メモやリストとして書き出すこと)」を活用しましょう。
 
これは、とても即時効果のあることです。
 
長期的には、作業テーブルである「短期記憶」を強化して、テーブル自体を大きくするという手法もありますが、それはまたの機会にお話しさせてください。
 
 
【Point】
脳の棚卸しをして、やるべきことは3つに絞る