リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

2nd(4)【メンタルブレーキ③】 作業をやるメリットが低く、今やる必要を感じないとき

【メンタルブレーキ③】 作業をやるメリットが低く、今やる必要を感じないとき
 ・「すぐやる理由」がないから先延ばししたくなる。
 ・タスクの価値は状況によって変わる  
 
本日は、以上のテーマで進めてまいります。
 
【メンタルブレーキ③】 作業をやるメリットが低く、今やる必要を感じないとき
 ・「すぐやる理由」がないから先延ばししたくなる。
 ・タスクの価値は状況によって変わる  
 
 
 
〇 「すぐやる理由」がないから先延ばししたくなる。
 
3つめのブレーキは、
「今やる必要があるのか」という
目の前のやるべきことに
「価値を見出せない」状況です。
 
基本的に、
人間は「明日でいいことは、今日しなくていい」となりやすい生き物です。
要は、
「今すぐやることにメリット」を感じないということです。
 
 
例えば、
すぐやらなくちゃならないような
「利用者さんへの体操はすぐ取り組める」けど、
2~3日遅れてもいいような
「計画書の作成」などは後回しになる。。。
 
といった
「やらなければならない明確な理由」や
「すぐに得られるフォードバック」がないと
なかなか「やる気」が起こりません。
 
または、
「自分しかできないこと」という価値も
「やる気」を起こします。
 
これらは、
「遅延価値割引」と呼ばれる心理特性が影響しています。
 
要は、
締め切りまでの「時間」が減ると
「あー、すぐやらなくちゃ」とタスクの価値が高まりますし、
誰でも時間をかけてできるものよりは、
「自分は、すぐできる」としてもタスクの価値が高まります。
 
すぐやることへの
「時間的な自己価値」を高めることが大事ということです。
 
 
私もよくやっているのが、
「作業時間を計測したり」
「頼まれたらすぐやったり」
また、
「ルーティン業務も過去より早く終える」
ということを大切にしています。
 
「時間」という価値を高めているので、
「やる気」が生まれ、
直ぐに作業に取り掛かれます。
 
そして、
「やる気」があるので、
完成度も高まります。
 
 
よって、
”スピードも早く”
”完成度も高く”なるのです。
 
 
みなさんも
他人とではなく、
過去の自分と時間を比べ、
ゲーム感覚で
作業効率をあげていくことを
おススメします!!