リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

【第三章-2】 科学的に正しい筋トレ ~最強の教科書~

【第三章-2】 科学的に正しい筋トレ ~最強の教科書~
 
本日は、『タンパク質の最高の摂取タイミング』について
解説してまいります。
 
〇ゴールデンタイムよりも重要な『筋トレ後の24時間』
 
 一般的に筋トレ後の1~2時間は、
筋タンパク質の合成作用が最も高まる
「ゴールデンタイム」と言われています。
 この根拠となったのが、
による研究報告です。
 しかし、現代のスポーツ科学やスポーツ栄養学では、
筋トレ後のタンパク質摂取においては、
『24時間』を意識しろとされています。
 
〇 筋タンパク質の合成感度は24時間継続する。
 
 ラスムッセンらの報告通り、筋トレ後の1~2時間は、
最も筋タンパク質の合成感度は高まります。
 しかし、そこでタンパク質の摂取を辞めてしまうのは
大変もったいないです!
 冒頭で説明したように、24時間後まで筋合成感度が
高まっているので、筋トレ後の3食はしっかりと
タンパク質の摂取を意識することが大切です!
 
ちなみに、筋トレは夕方が良いという研究報告がありますので、
 
夕方の筋トレ
 ↓
夕食(タンパク質重視)
 ↓
*さらに寝る前にもタンパク質補給すれば完璧!!
 (睡眠中の筋合成が高まる!)
 ↓
翌日の朝食(タンパク重視)
 ↓
翌日の昼食(タンパク重視)
 
これが、筋肥大に向けた『科学的に正しいタンパク質の摂取タイミング』となります。
 
 
次回は、『どうやってタンパク質を摂取したらよいか』について
解説してまいります。