リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

71)時間管理する

~ Manage Time ~
1日15分の「スキマ時間」を活用
 
 
ここまで、様々なアウトプット術についてお伝えしてきました。
「よーく、わかったぞ」「さぁ、実践しよう!」とされる方が直面する問題があります。
それは、「アウトプットする時間がありません(泣)」というものです。
 
仕事が忙しい、帰宅が遅い。
家では家事や育児をしなくてはならない。。。。。
 
自分のために勉強する時間、自己投資につながる「アウトプット時間」をつくることは、多忙な皆様にとっては、非常に大変なことと思います。
将来の自分のために、時間を管理して、自己成長につながる「アウトプット時間」を確保するためには、それなりの工夫が必要です。
しかも、アウトプットという自己投資は、自分の為だけではありません。
パートナーや子どもなど周りの大切な人への投資にもなります。
「アウトプット」で得た知識や技術を活かしても良いですし、
「アウトプット時間」を作って、”実践しているさま” を見せることも大事です。
なので、「アウトプット時間」を確保することを投資とするならば、その投資効果はかなり大きいと思います!
しかも、損失は何もありません!!
(時間は失うかも知れませんが、アウトプットには誰か対象がいるので、その人のためにと思うと単に損失とは思えないですね。)
 
(1)15分でアウトプットする
「15分勉強する」場合と「60分勉強する」場合、どちらが能率的だと思いますか?
多くの人は、「60分」と答えます。
しかし、これは間違いなのです!
 
重要なのは集中力です。
「だらだら60分」やるよりも、
「集中して15分」やったほうが、
勉強も仕事もはかどります。
 
これは、制限時間によって「タイムプレッシャー」が掛かっている状態だからなのです。
人間は適度にプレッシャーを感じると、立ち向かおうと集中力が発揮されます。
 
 
(2)スキマ時間を活用する
多忙な皆さんは、机に向かって「自分のための勉強時間」を確保するのは極めて難しいかと思います。
そんな皆さんが「自分のための勉強時間」を毎日確保できる唯一の方法が、”スキマ時間の活用” です。
 
スキマ時間とは、昼休みの時間やお風呂の時間、トイレの時間、テレビを見ていた時間などです。
これを、毎日で考えると1年で膨大な時間になります。
 
私も実践していますが、スキマ時間の活用はかなり有効です。
「あ、5分もある。5分間で出来るところまでやってみよう!」とするだけで、すごく集中できますし、その時間で終らずとも次のとっかかりが出来ているので、またちょっとした時間で進めることができます。
一回で終らせるのではなく、取っ掛かりをつくり中途半端で一旦止める。そうすることで、結果的に継続率が高まり完成率も高まることになります。これは心理学の「ツァイガルニク効果」を利用したものです。
 
このスキマ時間を利用して、アウトプットに必要なインプット(勉強)をしても良いですし、アウトプットをしても良いでしょう。
ちょっとずつの積み重ねで、大きく変わっていきます!
 
 
(3)スマホをアウトプットのツールとして活用する。
最近、スマホが普及していますが、これは単にコミュニケーションとしての道具ではなく、SNSやネットで記事を見たりとインプットとしてもご活用されている方も多いと思います。
ただ、残念なのがこうしたインプットで手に入れた情報というのは、90%が忘れ去られるのが現状です。
ぜひ、「メモ」や「リマインダー」「カレンダー」などの機能を使って、少し記録する習慣を身につけてみてください。
こうするだけで、今まで忘れ去られて無駄になっていたインプットが、思い出して使えるインプットに生まれ変わります!
 
 
【Point】
「スキマ時間」×「スマホ」でアウトプットを日常的に。その為のインプットも上手く身につけましょう!