リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

The 20th-8  全てはタイミングが鍵を握っている!! ~「減量の正解」~

本日は、
太らない食事術の最終章~Part7~を解説していきます。
 
 
~Part1~ 
〇 「間隔」が長ければ長いほどいい
〇 「間欠的ファスティング」なら確実にやせられる
〇  「毒物学の祖」も ”最も優れた方法” と保証済み
 
~Part2~ 
〇 「ホルモン総動員」で脂肪を燃やしだす
〇 「体脂肪率4%」以上なら確実に効果が出る
〇 2か月続けると体脂肪率が「2ケタ」下がる
 
~Part3~ 
〇 脂肪の燃焼量が「50%以上」挙がる
〇 体中に「活力」がみなぎる
〇 「内臓脂肪」から先に燃える
 
~Part4~ 
〇 「肝臓の太り具合」も ”食べる回数” 次第
代謝がアップし、血糖値が下がってやせる
〇 「食べたものを記録」する必要はない
 
~Part5~ 
【24時間の間欠的ファスティング計画】
【36時間の間欠的ファスティング計画】
 
~Part6~ 
【間欠的ファスティング実践ガイド】
 
~Part7~  (←本日はココ)
【太らないマインドハック】
 
 
 
本日は、
最終章
「太らないマインド・ハック」
と題して解説していきます。
 
本章は、
”ストレスホルモンを減らすこと” を
目的としています。
 
なので
以前紹介した
「超ストレス解消マガジン」を
参考にされることが
一番良いと思いますが、
ここでは、
簡単なものをご紹介していきます。
 
 
 
〇 「じっとしている」とストレスは溜まる一方
 
 じっとしたり、
のんびりしたりすると
ストレスを解消したつもりになるが、
実は解消されていない。
そう思い込んでいるだけなんです。
 
本当は、
”活動的な行為によって軽減される” のです。
 
瞑想
ヨガ
散歩
礼拝
エクササイズ
フィットネスジム
 
度合にもよりますが、
基本的には、
適度な活動によって
ストレスは軽減されます。
そして、
身体的な健康にも寄与します。
 
 
今一度
「ストレスホルモン」の話しに戻すと、
ストレスホルモンの代表は、
コルチゾール」です。
 
これは、
”闘争・逃走反応” という
生存に必要な身体的な行動(運動)を
起こす為の引き金となるものです。
 
今度は、
運動するとどうなるか?
 
運動すると、
「エンドルフィン」という
神経伝達物質の分泌が促進し、
大幅にストレスを軽減するのです。
 
*過活動(又は活動にネガティブ感情がある場合)は、
コルチゾールが出てしまいます。
 
 
要は、
ストレス発散には運動が一番ということです。
 
 
 
〇 科学で実証済みの「ストレスに強くなる」メソッド
 
【マインドフルネス】
過去のマガジンで何度も
紹介してきた方法です。
それが、
「マインドフルネス瞑想」です。
これは、未来や過去ではなく
今現在の状態に意識を向けることが
重要なポイントとなります。
 
要は、
”いま、このとき” の
感覚に注意を向けることが
大切なのです。
 
実は、
このマインドフルネスな状態に至るのは、
”呼吸法” だけではないのです。
 
例えば、
 
・咀嚼(回数や食感などを意識する。)
・手や足など皮膚感覚または深部感覚
・イメージ(何か一つを想像する。猫や象などなんでもよい)
・歩行(足底感覚に集中)
・死について考える(上級編)
 
 
 
昼休みなどに5分間から
20分間くらいやってください。
(寝る前に瞑想すると睡眠の質が悪くなることも。。。)
 
気軽に始めることが
大事だと思います。
 
 
 
〇 「睡眠」を変えよう!
 
 いい睡眠法は
たくさんあります。
 
各種専門書を読まれることを
おススメしますが、
ここでは、簡単にご紹介しますね。
 
・「完全な暗闇」で眠る
・「体を締め付けない副」で眠る
・睡眠時間を「一定」にする
・毎晩、「7~9時間」は眠る
・朝はまず「陽の光」を浴びる
・部屋を「少し涼しめ」にしておく
・寝室に「テレビ」を置かない
 
とても簡単なものだけ、
紹介しました。
 
そして、
可能であれば、
朝の7時前くらいに起きることが、
コルチゾールの分泌量の
良いバランスを保つ上で
良いとされています。
(早起きは三文の得というのは、科学的には否定されつつあります。)
 
 
 
 
 
 
 
とここまで
シリーズとして
随分と長いこと続けてきました。
 
このシリーズは、
私見も差し込んで長くなっていることも
否めません。
しかし、
原著は約450ページほどある
大作となっています。
 
 
過去に例を見ない
肥満を
統計的に
科学的に見てきた
非常に「事実」に近い
情報ばかりが載っている
数少ない良書かと思います。
 
 
私は、
原著を通して、
”肥満理論” も
学ぶことができましたが、
それ以上に
思い込みに捉われない思考を
学ぶことができたと思っています。
いわゆる
認知的バイアスの改善ですね。
また、
成長させることが出来たかと思います。
 
 
時間が許せば、
原著も読まれることを
おススメします。
 
 
それでは、
ここまで
長い間、ご愛読くださり
本当にありがとうございました。