リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

The 20th-5  全てはタイミングが鍵を握っている!! ~「減量の正解」~

本日は、
太らない食事術の最終章~Part4~を解説していきます。
 
 
~Part1~ 
〇 「間隔」が長ければ長いほどいい
〇 「間欠的ファスティング」なら確実にやせられる
〇  「毒物学の祖」も ”最も優れた方法” と保証済み
 
~Part2~ 
〇 「ホルモン総動員」で脂肪を燃やしだす
〇 「体脂肪率4%」以上なら確実に効果が出る
〇 2か月続けると体脂肪率が「2ケタ」下がる
 
~Part3~ 
〇 脂肪の燃焼量が「50%以上」挙がる
〇 体中に「活力」がみなぎる
〇 「内臓脂肪」から先に燃える
 
~Part4~ (←本日はココ)
〇 「肝臓の太り具合」も ”食べる回数” 次第
代謝がアップし、血糖値が下がってやせる
〇 「食べたものを記録」する必要はない
 
~Part5~
【24時間の間欠的ファスティング計画】
【36時間の間欠的ファスティング計画】
 
~Part6~
【間欠的ファスティング実践ガイド】
 
~Part7~
【太らないマインドハック】
 
 
本日も、
ファスティング」の効果について解説していきます。
 
 
〇 「肝臓の太り具合」も ”食べる回数” 次第
 
 ファスティングを逆説的に捉えると、
「食べる回数を増やせば太るの?」という疑問が生まれます。
 
そこで、
”食事量の増加” と ”食べる回数の増加” について、
最近行われたRCT(無作為抽出比較試験)では、
「食べる回数を増やしたグループ」だけに、
「肝脂肪の著しい増加」がみられたそうです。
 
そして、脂肪肝インスリン抵抗性を増やします。
よって、
食べる回数を増やすことが、
長期間にわたって太らせる
肥満体質へと変化させられるのです。
 
 
北米における大調査で分かったことが、
体重の増加というものは、
年間通して一定量増えていく
というものでは無いということです。
 
どういうことかというと、
年末休暇などの長期休暇時、
(およそ6週間ほど)
この期間内で年間に増える体重の
60%占めていることがわかりました。
 
よって、
ごちそうを食べたことによって、
太るということが分かったのです。
 
 
このことからわかるように、
ご馳走を食べたら、ファスティングする。
または、
ご馳走の前にファスティングをするということが、
効果的となります。
 
 
代謝がアップし、血糖値が下がってやせる
 
 これまでファスティング
実践したことがない人は、
食事を抜くとなると、
たじろいでしまうかもしれません。
 
 しかし、世界を見てみましょう。
熱心なムスリムは、
1年のうち1か月間ファスティングします。
その他の月は、
週に2日間ファスティング
することになっています。
世界には、
およそ16億人ものムスリムがいます。
また、モルモン教徒や仏教徒
本来、定期的なファスティングをします。
 
世界人口の約3分の1が、
生涯にわたって規則的に
ファスティングを実施しているのです。
 
この事実は、
ファスティングを実践することは、
何も特別でなことを示しています。
 
それでも、
やはり「健康にわるいのでは?」と
不安になりますよね。
 
でも、
答えは「ノー」なのです。
 
科学的な
様々な研究によって、
健康にとてもいいと
結論付けられています。
 
代謝アップ」
疲労防止」
「血糖の正常化」
 
たくさんの
良い効果をもたらします。
 
 
 
〇 「食べたものを記録」する必要はない
 
 食事を日記する以外にも、
これまでのダイエット法では、
複雑なルールが無数にありました。
 
 
ここまで長く解説してきたのは、
ファスティングが健康にいいという
科学的根拠を解説してきました。
 
一番大切な概念は、
「肥満には、ホルモンが影響している」
ということです。
 
この「肥満ホルモン」の
コントロールすることが
最も重要です。
 
だから、
ファスティングはルールは、
比較的簡単です。
 
 
1:何を食べたらいいか?
2:いつ食べたらいいか?
 
1点目は、
加工食品を食べないこと。
良い脂質を食べること
昔から食べられている
「本物の食べ物」だけを食べることです。
 
2点目は、
一定期間食べないこと。
 
これだけです。
 
 
ほかにも、
「睡眠不足」や
「ストレスホルモン」の
悪影響が肥満を起こすこともあります。
これに関しては、
後述します。
 
 
 
 
 
それでは、
次回は実践例をご紹介したいと思います。