リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

46)上手な文章を書く 

~  Write Good Sentences ~ 
「たくさん読んで、書く」以外の道はなし
 
「たくさん読んで、たくさん書く」
私もこれしかないなと思います。
 
そして、
誰かに読んでもらい ”フィードバック” してもらうことが、上手な文章を伸ばす手段になるのかなと思います。
 
さらに、
効率的に成長できた方が良いですよね。
 
そこで、
樺沢先生がおススメしている文章術の本は、
『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則』(明日香出版社)
が良いそうです。 
 
そして、
私のおすすめは、
『好きな記事を読んで、さらに分かり易い自分なりの説明を考えること』です。
記事の内容も覚えることが出来ますし、説明方法も成長させることが出来るのではないかと思います。
 
 
【Point】
本の感想をSNSにアップしよう。
印象深かった本だけでOK!

45)書き出す その2 

~  Make a List ~ 
脳は、同時に3つのことしか処理できない
 
人間の脳は、同時に3つくらいしか処理できないそうです。
これは、平均的な数字で短期記憶の処理能力によって前後します。
 
私もこの原理を知っているので、
”必ず” あることをします。
 
それは、以前紹介した「脳の棚卸し」です。
 
その理由を、
事務作業を例にして説明していきます。
前提として、
「短期記憶」を ”作業テーブル”
「処理対象」を ”テーブル上の書類”
とします。
 
書類を3枚しか置くことが出来ない小さな ”作業テーブル” に、”10枚以上もテーブル上に書類” が散らかっていたらどうでしょう!?
 
全然、作業が進みませんよね?
 
では、
10枚の書類を整理して、優先度の高い3枚の書類以外は一旦ファイルに綴じてみましょう。
 
するとどうですか?
テーブル上の書類は3枚となり、随分と事務作業しやすくなりましたよね?
 
これは、
例えであり、現実的な有効手段の話しでしたが、我々の頭の中でも同じことが起こっています。
 
だから、
「脳の棚卸し」が大事なのです。
小さな作業テーブルを有効に使うためにも、「脳の棚卸し(=メモやリストとして書き出すこと)」を活用しましょう。
 
これは、とても即時効果のあることです。
 
長期的には、作業テーブルである「短期記憶」を強化して、テーブル自体を大きくするという手法もありますが、それはまたの機会にお話しさせてください。
 
 
【Point】
脳の棚卸しをして、やるべきことは3つに絞る

44)落書きする

~  Scribble ~ 
「記憶力を高める」という驚きの効果
 
学生時代、たくさんの落書きをしてきました。
みなさんも経験ありますよね?
 
そんな「落書き」ですが、悪いイメージしかないですよね。
私も、「悪いなぁ」と思いつつ、ついつい教科書に落書きしていました。。。汗
 
しかし、落書きというのは実は記憶力を高めることが明らかになっています。
 
これは、偉人達の学生時代の調査研究からもわかっていますし、脳科学的にも「落書き」は感情を司る中枢を刺激し「記憶の定着化」をすすめるということもわかっています。
 
とはいえ、
「落書きしなさい」っていうのは、おかしな話です。
大事なのは、「落書きしたい」という感情が沸き起こって落書きすることに意味があると思っています。
 
だから、
せめて、「落書きをしてもいいんだよ」って言ってあげるくらいで良いと思います。
 
【Point】
勉強が行き詰まったら、イラストでもなんでも、好きに描いてみよう。

43)書き出す その1 

~  Write Out ~ 
頭の中にある情報を、写真のように残す作業
 
どんなに素晴らしいインプットをしても、アウトプットしない限り、時間とともに忘れていきます。
では、どのタイミングでアウトプットすればいいのか?
 
それは、
一番記憶が保持出来ている状態(=短期記憶)「インプット直後」なのです。
 
どんなに貴重で素晴らしい体験をしたとしても、それはただの短期記憶なので、時間とともにどんどん失われて、劣化して、曖昧になってきます。
 
是非、「書く」「話す」などを通して、記憶を定着化のための「脳の棚卸し」をやってみましょう!
 
 
【Point】
素晴らしい体験は、「目」より「紙」に焼き付けよう。

42)書き込む 

~  Make Notes ~ 
びっしり書き込まれた本は、学びの軌跡


本日は、読書において「書き込む(ラインを引くこと)」などのメリットをご紹介します。


「書き込み」のメリットは、”理解の深まり” と ”記憶の定着” が進むことです。
なぜかというと、「書き込む」というスタンスは、読書をただ読むという「受け身」から「能動的なスタンス」へと変えるからより学びが増えると樺沢先生は伝えています。


しかし、
別文献によると、アンダーラインは学習効果を下げるというものもあります。


なぜか?


アンダーラインを引くという行為に、脳が満足して覚えようとしないからというものです。


私は、読書の目的によって使い分けるとよいかなと思います。


目的1:調査や情報収集のため
これは、情報の検索性が重要になってきます。どんどん「書き込み」ましょう。


目的2:受験や資格取得のための勉強
これは、別にノートを作り、そこに「書き込み」ましょう。
新しい自分なりのノートを作って、そこで簡潔にまとめるというのは、「説明する」という行為と同じです。
だから、ただの書き写しはダメです。
”気付き” や ”情報と情報の繋がり” などをしっかりと書き込んでおきましょう。


目的によって、読書方法を変えると素晴らしい読書体験ができると思っています!!

 


【Point】
読書のときは、ペンとマーカーを必ず用意しよう。

41)手で書く 

~  Write by Hand ~ 
タイピングよりも圧倒的な手書きの効果
「書く」ことで、記憶に残る。
これは前回のマガジンでご理解頂けたかと思います。
 
では、「タイピング」でも同じ効果なのか?
 
プリンストン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の共同研究では、「手書き」する方が、”成績が良く” ”長期間の記憶化” ”アイデアの創出” において良いということが明らかになりました。
 
スタヴァンゲル大学とマルセイユ大学の共同研究でも同様の結果が確認されています。
 
脳科学的に判明しているのは、「手書き」のみにおいて、『ブローカ野(動作言語中枢)が活性化している』ことが理由とされています。
 
私も、純粋に記憶定着させたいとき、アイデアを生み出したい時は、「手書き」を行います。
さらに、「手書き」したものを ”壁に貼り付ける” ことによって、より効果を高めています。
 
是非みなさんも、「手書き」の良さを理解したうえで活用されてみてください!!
 
 
【Point】
効率よく学びたいなら、ノートは手書きで。

40)書く 

~  Write ~ 
書けば書くほど、脳が活性化する
 
 
アウトプットの基本は、「話す」「書く」です。
「話す」ことに比べて「書く」ことのほうが、
圧倒的に記憶に残り自己成長を促します。
学校の勉強でもよく「書いて覚えよう」と言われたはずです。
 
では、なぜ「書く」ことは、そんなにいいのでしょうか?
 
それは、「書く」ことで、
脳幹網様体賦活系” が刺激されるからです。
この ”脳幹網様体賦活系” とは、大脳全体に向かう神経の束。
神経ネットワークの出発点です。
 
脳幹網様体賦活系から脳全体に投射されています。
 
少し難しい話しでしたが、
とにかく脳全体を働かせる重要な役目を持っているのです。
 
そして、もう一つ重要な役割があります。
脳幹網様体賦活系は、別名「注意の司令塔」と呼ばれています。
 
脳幹網様体賦活系が、活性化すれば脳全体が働き、注意機能が高まります。
そうすることで、集中力が高まり、勉強や仕事が捗ります。
 
記憶したり、集中力を高めたい場合は、「書く」ことがおススメです。
 
私のように、筆無精の方は「タイピング」でも良いかと思います!!
 
 
【Point】
書くだけで、脳の持つポテンシャルは最大限に引き出せる。