リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

The 19th-6  教えて!お腹いっぱいに食べて太らない方法 ~「減量の正解」~

「お腹が膨れても体重が増えない食事術」について
6回にわたって解説しています。
 
 
~Part1~ 
〇 はじめに 
〇「ユニークな減量」をすると後で必ず太る
〇 従来のダイエット法は「6か月後」 元に戻る
〇 「複数のプラン」を同時に回すーー医学的に確実なやり方
〇  現時点で疫学上「最も信頼できる」”5ステップ” 『完璧な減量』
 
~Part2~ 
〇 ステップ 1 「添加糖の摂取」を減らす
 
~Part3~
〇 ステップ 2 「精製された穀物の摂取」を減らす
 
~Part4~ 
〇 ステップ 3 「たんぱく質の摂取」を減らす
 
~Part5~ 
〇 ステップ 4 「いい脂肪」をもっと食べる
 
~Part6~  《←本日はココ》
〇 ステップ 5 「食物繊維」をもっと食べる
 
 
 
さて、
本日はいよいよのステップ5
「食物繊維」をもっと食べる!!
を解説していきます。
 
 
 
 
 
「食物繊維」は、
炭水化物による
インスリン分泌を減少」させるため、
肥満に対する主要な予防因子です。
 
しかしながら、
みなさんの摂取量は
推奨レベルには及びません。
 
多くの研究により
「食事から摂る食物繊維には体重を減らす効果がある」ことが確認されています。
しかし、
注意しなくてはならないことがあります。
 
それは、
「天然の食材」であるということです。
加工食品は、
製造過程で食物繊維を取り除かれることが多いためです。
 
天然の高繊維食といえば、
「果物」
「ベリー類」
「野菜」
「全粒穀物
「アマ」
「チアシード
「豆類」
「ポップコーン」
「ナッツ」
「パンプキンシード」
などです。
何度も言いますが、
「未加工品は!」です。
 
そして、
日本人にとってもなじみのある
「こんにゃく」
これも非常に食物繊維が豊富です。
良く耳にされると思いますが、
グルコマンナン」がそれですね。
 
最後に以前にも紹介した
「酢(ビネガー)」も
インスリンの過剰分泌を
防いでくれる素晴らしい食材の一つです。
 
白米は、GI値が高いのですが、
酢飯にすることで
20~40%も
GI値が下がります。
 
 
 
ここまで
説明してきた5つのステップ
いかがでしたか?
 
いい脂質は太らないとか
たんぱく質を控えるとか
 
これらは、ややも意外だったかもしれませんが、
それ以外はほとんどが昔から言われてきたことです。
 
ついつい、
簡単〇〇だけダイエットとして、
ユニークなダイエット法を
選択しがちに
なってしまいますが、
これまで説明してきた5つの基本ステップ
1:「添加糖」を控える
2:「精製された穀物」を減らす
3:「たんぱく質を」を減らす
4:「いい脂肪」を増やす
5:「食物繊維と酢」を増やす
この段階を追って
日頃の食材選びを変えていってください。
 
 
 
次回からは、
いよいよ最終章である
太らない食事術
”太る” か ”やせる” かは
「タイミング次第」を解説していきます。