リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

ヤバい職場環境シリーズ (第7位)ムダな長時間労働(南フロリダ大学 調査研究より)

みなさま、お疲れ様です。
 
本日より、
ヤバい職場環境を7回シリーズでお届けしようと思っています。
 
内容は、南フロリダ大学が研究によって判明したストレスが多い職場環境とはどんな環境なのかを、順位形式で発表したものです。
本マガジンでは、第7位から順に発表します。
もちろん、1位に近づくほど ”かなりヤバい” ということになります。
 
 
ちなみに、
本マガジンを読んで頂くうえで、
一つお伝えしておきたいことはあります。
 
物事の捉え方には、両側面があるということです。
 
有名な話で引用すると、
コップの半分に水が注がれている様子を見て、
「半分も水が入っている。」
「半分しか水が入っていない。」
というように、
おなじシチュエーションでも捉え方が人によって様々です。
 
仕事の場においても、
こういったことはたくさんあると思います。
 
報告業務で例えます。
 
報告内容に対して、
受け手側が「なんで、分かりづらい報告をするんだ」ということもあれば、
伝えて側としては「なぜ、そんなに理解力がないの?」と報告した上司に対しての能力批判もあります。
 
報告を ”する” ”しない” に対しても、
「なんで、こんな簡単な報告も出来ないんだ!」ということもあれば、
「こんな小さなことは報告しなくてもわかるでしょ?」という意見もあります。
 
このように、
視点によって捉え方が大きく変わります。
だからこそ、物事を両側面からみる力を養うことが大切です。
お互いがお互いの視点に立って考えるという相互努力のなかで、様々な物事を解決していかなくはならないと思います。
 
 
それでは、
本題に戻ります!
 
ヤバい職場環境、第7位は「ムダな長時間労働」です。
 
これは、長時間労働が悪いという研究結果ではないのです。
問題なのは、
長時間労働を費やして、作成したものがムダに終わったと感じることがヤバい』のです。
 
例えば、
何時間も頑張って作成した書類が、ろくに内容も読まれず却下されるなどです。
 
要は、長時間労働が報われなかった時と言えます。
そして、
報われないと感じた時に、すごくストレスを感じているということです。
 
 
では、
どうすればいいのか?
 
成果物を評定する上司やリーダー側であれば、
「良く頑張って作ったね。」
「こんなに早く提出してくれてありがとう」
など、”感謝” や ”称賛” する努力が大切です。
その上で、
「事実として、ココは修正する必要があると思うよ」
事実を元にした指摘を行います。
 
作成者・提出者側であれば、
「指摘されたけど、勉強になった!ありがたい。」
「こんな指摘をしてくれるリーダーは、やっぱりすごいな!」
など、やはり ”感謝” や ”称賛” することは大切だと思います。
その上で、
「厳しい言われ方だったけど、事実を受け止めて前に進もう」
事実を受け止めて、前に進むことが大事だと思います。
 
よって、
 ここでも相互努力を図り、
長時間労働がムダにならないようにすることが、
みんなにとっての「働きやすさ」につながると思います!!
 
 
次回は、ヤバい職場環境の第6位をご紹介します!!