リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

55)引用する その2

~  Quote ~ 
プロが使うツールで、適切な引用元を探す
 
「自分の考えを裏付ける論文や資料を探したい!!」
こういったとき、みなさんどうされていますか?
 
私は、まず ”Google” で検索していました!
しかし、
著者である樺沢先生は、それを「愚の骨頂」だと仰っています(驚)
なぜかというと、
通常版の ”Google” だと信ぴょう性の低いウェブサイトやブログ記事ばかり表示されてしまうとのこと。
 
そこで、科学研究者やプロのジャーナリストが使用している、専門的な引用ツールをご紹介致します。
 
 
(1)Goolge Scholar (グーグル・スカラー
論文を検索する機能に特化したもの、それが "Google Scholar" です。
これは、通常版Googleから「学術論文」「学術誌」「出版物」だけをピックアップしてくれるものです。
「本」「書籍」を引用したいという場合は、この ”Google ブックス” がおススメです。
 
(3)Pub Med
これは、アメリカ国立医学図書館が提供する医学文献データベースで、生物医学、生物科学系のすべての英語論文をデータベース化しています。医学研究者は、みんなと言っていいほど使っているものです。
ただ、英語論文というハードルがありますが、質の高い研究論文がたくさんあります!
私は、"Google 翻訳" などを使って、頑張って読んでいます。
 
(4)J-STAGE 私のおススメ!
これは、 国立研究開発法人科学技術振興機構が提供する日本版 Pub Med のようなものです。
論文は全て日本語というのが非常にありがたいです!!
ただし、日本の論文が中心なので、Pub Medに比べると量や質とともにかなり劣ってしまうのが難点です。
しかし、まずはJ-STAGEから探して、Pub Medでもあさってみるというのがいいかなーと思っています。
 
 
【Point】
信ぴょう性の高い情報にリーチできる、専門的なサイトを知っておこう。