リハビリジャーナル  ~健康志向型科学的アプローチ~

日々、クライアントと健康を追い求めています。

48)速く入力する 

~  Type Fast ~ 
仕事でパソコンを使うなら必須のスキル
 
 
今の時代、ほとんどの人はパソコンを使って文章を書くはずです。
つまり、前回紹介した「速く文章を書く」ためには、キーボードで「速く入力する」ことが必須となります。
そこで、3つのコツをご紹介致します!
 
(1)ブラインドタッチ
このスキルが身につくと大幅に入力スピードが向上します。
理由としては、
キーボードを見る必要がなくなること。
親指以外の8本の指全てが使えるようになること。
私は、練習ソフトを使いましたが、いろんな練習方法があるようです。
以下を参考にされてみてください。
 
 
(2)ショートカットキー
このスキルが身につくと、特に反復作業などは何倍も速くなります。
理由としては、
マウスの使用
頻度が減る。
反復作業やミスタッチの修正などが容易になる。
私は、よく使うものから一つずつ覚えていきました。
例えば、
記録=「Ctrl」+「S」
コピー=「Ctrl」+「C」
貼り付け=「Ctrl」+「V」
慣れるまでは、逆に時間が掛かってしまうので大変です。
しかし、慣れてしまえば楽しくなってきます。
よく使うものから覚えてみてください。
以下を参考にされてみてください。
 
 
(3)単語登録
これは、スキルというより準備ですがよく使う単語を入力変換しやすいようにしておくというものです。
例えば、きずなの名前をたくさん入力する場合、「つうしょ」と入力すれば「通所介護リハビリセンターきずな」と変換候補を自動で挙げてくれるようになります。
登録は面倒ですが、その後は入力がすごく楽になります。
地道な登録作業ですが、積み重ねるとかなりのスピードアップになります。
 
 
今回紹介した方法以外もあります。
どれも身につくまでは時間が掛かり、地味な作業なので嫌になってしまうかもしれません。
しかし、一つでも使いこなせるようになると自らの成長を感じ楽しくなってきます。
一気に全部覚えようとすると、頭が混乱し時間が掛かり、さらに諦めてしまいます。
これは私の経験談です(汗)
 
まず、
覚えたいスキルを絞り込み、
付箋紙に書き込み、
PCのディスプレイなどに貼って練習されてみてください。
 
【Point】
便利な機能を使い倒して、
入力速度=仕事のスピードを上げよう。

47)速く文章を書く 

~  Write Quickly ~ 
「設計図」しだいで、文章が3倍速で書ける
 
 
文章についての悩みで、
最も多いのが「文章を書くことが苦手」です。
次に多いのが「文章を作るのに時間が掛かる」です。
 
そこで、
文章を速く書く方法、そのコツはたった2つです。
 
1つ目は、「時間を決めて書く」ことです。
時間をかければ良い文章になると思われる方がほとんどですが、1時間掛かって作り上げた文章と2時間も掛けて作り上げた文章を比べて2倍も質が違うかというと全く違います。
そこで、時間という「締切」を決めて取り掛かるだけでスピードはかなりアップします。
 
これは私の体験談も踏まえても間違いないと思います。
初めは、自信がないので時間をたくさん掛けたくなるものです。
しかし、”締切効果” は絶大です。
書き上げを30分、校正を30分と締切を作るだけでスピードとクオリティが飛躍的にアップします。
 
むしろ時間を掛けてダラダラ作った文章の方が、出来の悪い文章になることが多々あります。
 
2つ目のコツは、「構成を決めてから書く」ということです。
「起・承・転・結」のようなものです。
構成があるだけで、めちゃくちゃ捗ります。
私もまず何を書くか目的を決め、次はどのような構成で文章を進めるかを考えます。
思いつくままに書き起こしても、結局何を伝えたいのか迷子になってしまうからです。
 
これは、報告や相談などにも当てはまりますね!
どんな目的があって、
何を伝えたいのか明確にして、
構成を考えて結果から伝えていけばいいのです。
それを思いのままに話してしまうと
結局何が言いたかったのか
自分も相手もわからなくなってしまいます。
 
人は、”文章の内容” に価値を置くので、”目的” や ”構成” を考えるという準備を怠ってしまいます。
 
これは、ちゃんとした設計図のない家が崩壊してしまうのと同じで、準備(”目的” や ”構成” を考えること)は重要です!!
 
【Point】
構成を考えることに力を割けば、
文章はおのずと紡がれていく。

46)上手な文章を書く 

~  Write Good Sentences ~ 
「たくさん読んで、書く」以外の道はなし
 
「たくさん読んで、たくさん書く」
私もこれしかないなと思います。
 
そして、
誰かに読んでもらい ”フィードバック” してもらうことが、上手な文章を伸ばす手段になるのかなと思います。
 
さらに、
効率的に成長できた方が良いですよね。
 
そこで、
樺沢先生がおススメしている文章術の本は、
『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則』(明日香出版社)
が良いそうです。 
 
そして、
私のおすすめは、
『好きな記事を読んで、さらに分かり易い自分なりの説明を考えること』です。
記事の内容も覚えることが出来ますし、説明方法も成長させることが出来るのではないかと思います。
 
 
【Point】
本の感想をSNSにアップしよう。
印象深かった本だけでOK!

45)書き出す その2 

~  Make a List ~ 
脳は、同時に3つのことしか処理できない
 
人間の脳は、同時に3つくらいしか処理できないそうです。
これは、平均的な数字で短期記憶の処理能力によって前後します。
 
私もこの原理を知っているので、
”必ず” あることをします。
 
それは、以前紹介した「脳の棚卸し」です。
 
その理由を、
事務作業を例にして説明していきます。
前提として、
「短期記憶」を ”作業テーブル”
「処理対象」を ”テーブル上の書類”
とします。
 
書類を3枚しか置くことが出来ない小さな ”作業テーブル” に、”10枚以上もテーブル上に書類” が散らかっていたらどうでしょう!?
 
全然、作業が進みませんよね?
 
では、
10枚の書類を整理して、優先度の高い3枚の書類以外は一旦ファイルに綴じてみましょう。
 
するとどうですか?
テーブル上の書類は3枚となり、随分と事務作業しやすくなりましたよね?
 
これは、
例えであり、現実的な有効手段の話しでしたが、我々の頭の中でも同じことが起こっています。
 
だから、
「脳の棚卸し」が大事なのです。
小さな作業テーブルを有効に使うためにも、「脳の棚卸し(=メモやリストとして書き出すこと)」を活用しましょう。
 
これは、とても即時効果のあることです。
 
長期的には、作業テーブルである「短期記憶」を強化して、テーブル自体を大きくするという手法もありますが、それはまたの機会にお話しさせてください。
 
 
【Point】
脳の棚卸しをして、やるべきことは3つに絞る

44)落書きする

~  Scribble ~ 
「記憶力を高める」という驚きの効果
 
学生時代、たくさんの落書きをしてきました。
みなさんも経験ありますよね?
 
そんな「落書き」ですが、悪いイメージしかないですよね。
私も、「悪いなぁ」と思いつつ、ついつい教科書に落書きしていました。。。汗
 
しかし、落書きというのは実は記憶力を高めることが明らかになっています。
 
これは、偉人達の学生時代の調査研究からもわかっていますし、脳科学的にも「落書き」は感情を司る中枢を刺激し「記憶の定着化」をすすめるということもわかっています。
 
とはいえ、
「落書きしなさい」っていうのは、おかしな話です。
大事なのは、「落書きしたい」という感情が沸き起こって落書きすることに意味があると思っています。
 
だから、
せめて、「落書きをしてもいいんだよ」って言ってあげるくらいで良いと思います。
 
【Point】
勉強が行き詰まったら、イラストでもなんでも、好きに描いてみよう。

43)書き出す その1 

~  Write Out ~ 
頭の中にある情報を、写真のように残す作業
 
どんなに素晴らしいインプットをしても、アウトプットしない限り、時間とともに忘れていきます。
では、どのタイミングでアウトプットすればいいのか?
 
それは、
一番記憶が保持出来ている状態(=短期記憶)「インプット直後」なのです。
 
どんなに貴重で素晴らしい体験をしたとしても、それはただの短期記憶なので、時間とともにどんどん失われて、劣化して、曖昧になってきます。
 
是非、「書く」「話す」などを通して、記憶を定着化のための「脳の棚卸し」をやってみましょう!
 
 
【Point】
素晴らしい体験は、「目」より「紙」に焼き付けよう。

42)書き込む 

~  Make Notes ~ 
びっしり書き込まれた本は、学びの軌跡


本日は、読書において「書き込む(ラインを引くこと)」などのメリットをご紹介します。


「書き込み」のメリットは、”理解の深まり” と ”記憶の定着” が進むことです。
なぜかというと、「書き込む」というスタンスは、読書をただ読むという「受け身」から「能動的なスタンス」へと変えるからより学びが増えると樺沢先生は伝えています。


しかし、
別文献によると、アンダーラインは学習効果を下げるというものもあります。


なぜか?


アンダーラインを引くという行為に、脳が満足して覚えようとしないからというものです。


私は、読書の目的によって使い分けるとよいかなと思います。


目的1:調査や情報収集のため
これは、情報の検索性が重要になってきます。どんどん「書き込み」ましょう。


目的2:受験や資格取得のための勉強
これは、別にノートを作り、そこに「書き込み」ましょう。
新しい自分なりのノートを作って、そこで簡潔にまとめるというのは、「説明する」という行為と同じです。
だから、ただの書き写しはダメです。
”気付き” や ”情報と情報の繋がり” などをしっかりと書き込んでおきましょう。


目的によって、読書方法を変えると素晴らしい読書体験ができると思っています!!

 


【Point】
読書のときは、ペンとマーカーを必ず用意しよう。